自然エネルギーとヒートポンプで蓄熱
八王子の省エネ住宅工務店の奮闘記 ハリマハウスの社長ブログ
2008.08.18 (Mon)
ヒートポンプ蓄冷住宅見学ツアー

「蓄冷住宅の涼しさを暑い日にぜひ体験したい」旨のご要望をお寄せ頂き、晴天の8月16日(土)外断熱蓄冷住宅見学ツアーを行った。
3組4名様と弊社の内田、山際が参加する。猛暑の午後1時30分東京都八王子市散田町の蓄冷住宅に到着。外気温は34.6℃、湿度38%である。玄関に入ると暑くはない。エアコンで冷房した冷たさとは違う。
ヒートポンプは深夜電力時間帯の夜11時から朝5時まで冷水温度20℃で運転している。床仕上げは一階蓄冷床全面に大理石を使用、二階蓄冷床はタガヤサン無垢フローリングと磁器タイル張りだ。
スリッパを履かず一階蓄冷床に上がる。大理石ということもあり少し冷たく感じる。床の温度は23℃〜24℃、壁は26℃だ。朝5時にヒートポンプの運転が止まり8時間以上経過している。しかも外気温が34℃を超えてこの涼しさを保っている。



蓄冷容量の大きさと遮熱設計、Q値1.16の実力からこの室内温度が可能なのだ。参加者からの質問が矢継ぎ早に放たれるが建て主の的を得た説明に聞き入るうちに暑いとか涼しいとかの感覚は無く自然な快適さが増してくる。
しかしこのシステムは使い方を間違えれば結露を引起す。基本的にはタイマー運転でよいが使用者がその特性を理解して温度の変わり目や天候の変化にも注意を払う必要がある。場合によっては導入を諦めて頂くケースもあるだろう。
ここの建て主のようによく理解して使用すれば異次元の快適空間を取得できる。心配していた結露の形跡もまったく無く室内湿度も60%前後で推移しているという。
「私はエアコンの効いた事務所で一日中勤めており自宅に帰った時ぐらいはエアコンを使いたくないのですが暑くてやむなく使っている。今度建てる家ではこのマイルドで自然な涼しさの蓄冷システムをぜひ使いたい。」と参加された奥様が話された。
エアコンより快適で電気料金も安く抑えられ冬期は蓄熱床暖房として使用できるこの蓄冷システムをより多くの方に体験して頂きたい。
2008.07.28 (Mon)
ヒートポンプで蓄冷運転


7月26日午後2時頃、ヒートポンプで蓄冷運転しているA様邸で温度の確認をさせていただいた。深夜電力を使い夜11時から朝4時まで一階床蓄熱層に冷水温度20℃で蓄冷している。
A様邸はJR中央線の駅に近い立地と、防犯を最優先にしているため一日中窓を締め生活をしている。外気温は32℃あるが床面温度は24℃で室温は26℃だ。冷たい感じはしないが暑くはない。足元が冷たいという感覚もまったく無い。
エアコンと違うのは風が無くひんやりした感じが無いこと。A様は運転時間を変えながらベストポジションを探して今の運転時間に落ち着いたそうだ。「思った以上に自然な感じで暑くない。これは快適です」と言って頂いた。
配管周りの結露も無くこのシステムの成功を確信した。このシステムをさらに発展させる次のステップに思いを巡らせている。
2008.07.19 (Sat)
なぜ蓄熱
自然エネルギーを集め有効に利用するために蓄熱(蓄冷)は欠かせない。蓄熱体は体積より面積を重視する。蓄熱部位の厚さは必要以上あっても蓄熱効果は変わらない。広い面積に薄く熱を蓄える設計とする。
取得熱の損失を抑える断熱・気密性能と蓄熱体により室内温度が安定する。日中は熱を吸収して部屋のオーバーヒートを防ぎ、夜間は熱を放出して室温の低下を防ぐ。夏期では夜間の冷気を蓄冷して、日中の冷却効果をもたらす。
そして地域特性による自然エネルギー取得の多寡に合せヒートポンプ冷温水機を深夜電力で稼動させ夜間蓄冷(蓄熱)する。
省エネルギー効果の他、快適性でも有効だ。
下記の人体エクセルギー消費線図でも明らかなように、室温18℃で周壁温度が25℃の時が一番エクセルギー消費が少なくストレスが少ない状態である。室温より高い蓄熱体からの放射熱で温かい床暖房が対流式暖房より快適だと言われてきたのがこれでよく解る。
夏期はこの逆で、室温より周壁温度が蓄冷により低い温度が涼しく快適だ。ハリマハウスでは風が抜ける仕組みを組合せ、より自然な涼房空間を生みだしている。
![e0060482_14495097[1]](http://blog-imgs-40.fc2.com/d/a/n/dannetsu/20080719144020s.gif)
宿谷昌則著 「地球環境建築をめざして」より抜粋
取得熱の損失を抑える断熱・気密性能と蓄熱体により室内温度が安定する。日中は熱を吸収して部屋のオーバーヒートを防ぎ、夜間は熱を放出して室温の低下を防ぐ。夏期では夜間の冷気を蓄冷して、日中の冷却効果をもたらす。
そして地域特性による自然エネルギー取得の多寡に合せヒートポンプ冷温水機を深夜電力で稼動させ夜間蓄冷(蓄熱)する。
省エネルギー効果の他、快適性でも有効だ。
下記の人体エクセルギー消費線図でも明らかなように、室温18℃で周壁温度が25℃の時が一番エクセルギー消費が少なくストレスが少ない状態である。室温より高い蓄熱体からの放射熱で温かい床暖房が対流式暖房より快適だと言われてきたのがこれでよく解る。
夏期はこの逆で、室温より周壁温度が蓄冷により低い温度が涼しく快適だ。ハリマハウスでは風が抜ける仕組みを組合せ、より自然な涼房空間を生みだしている。
![e0060482_14495097[1]](http://blog-imgs-40.fc2.com/d/a/n/dannetsu/20080719144020s.gif)
宿谷昌則著 「地球環境建築をめざして」より抜粋
2008.06.19 (Thu)
蓄冷式床冷房運転
暑い日が続くようになり、今年完成した「散田のガレージ付シダーハウス」の蓄熱式床暖房の熱源ヒートポンプを温水から冷水設定に切り替えた。
リモコンで冷水温度を20℃に合わせ、運転すること30分で床面温度が26℃から23℃になる。
室外にあるヒートポンプの熱交換ユニット部で、一番低温となる往き配管接続口の断熱材を少し剥ぎ、管の温度を測定すると20℃になっている。触ると少し結露しているのがわかる。
外気温27℃なので計算どおりの結露である。今後定期的にチェックしながら、管の断熱をどの程度にすれば結露しないのか試すつもりだ。
室温より床や壁の温度が低い状態が快適だという。深夜電力で床蓄冷して昼間は風が通り抜ける室内。
真夏日に森の涼しさが室内に出現する。・・・・・と思う。
リモコンで冷水温度を20℃に合わせ、運転すること30分で床面温度が26℃から23℃になる。
室外にあるヒートポンプの熱交換ユニット部で、一番低温となる往き配管接続口の断熱材を少し剥ぎ、管の温度を測定すると20℃になっている。触ると少し結露しているのがわかる。
外気温27℃なので計算どおりの結露である。今後定期的にチェックしながら、管の断熱をどの程度にすれば結露しないのか試すつもりだ。
室温より床や壁の温度が低い状態が快適だという。深夜電力で床蓄冷して昼間は風が通り抜ける室内。
真夏日に森の涼しさが室内に出現する。・・・・・と思う。
2008.05.29 (Thu)










